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ジョブ型雇用とは?メリットデメリットは?取り入れる理由とは。『あなたは何の専門ですか?』副業のススメ。

早速ですが、『あなたは何の専門ですか?

答えられますか?

これ、答えられないとマズイ時代がもうすぐ来ます…。

今後日本では

私は〇〇が得意です

とはっきり断定できないと、

企業に雇ってもらえない、仕事がない

という社会になる可能性があるとのことです。

海外ではほとんどそうですが、日本でもコロナをきっかけに移ろいつつあります。

それが『ジョブ型雇用』です。

ちなみに日本は『メンバーシップ型雇用』です。

ジョブ型雇用

ジョブ型雇用』とは、

手に職をつけ、そのスキルを買われスキルで雇用されることです。

兼ねてからスキルを身につけての副業を

オススメしていましたが、どうやら間違いではないようです。

今日はそのジョブ型雇用についてまとめていきたいと思います。

キヨ

働き方についてことなので他人ごとではありません。

知らないと仕事がなくなるかも…。

今回の記事はこんな人にオススメ。

・ジョブ型雇用ってなに?

・将来が不安。

・副業を始めるか迷っている。

ジョブ型雇用とは?

ジョブ型雇用とは、簡単に説明すると

スキルで雇用されることです。

重視されるのが、年齢や学歴ではなく

その人のスキルです。

雇用の際にはジョブディスクリプション(職務記述書)を用います。

会社側がしたい業種に合わせて、それに見合ったスキルを持った人を雇用する、『仕事に人を合わせる』雇用形態ですね。

ジョブスクリプションとは…。
あるポジションの職務内容を記した文書のこと。具体的な職務内容や職務の目的、目標、責任、権限の範囲から、社内外の関係先、必要な知識、スキル、経験、資格などが挙げられます。

現在で言うと、あるスキルを持った人材が会社を突然辞めるとします。

そうすると、会社は同等のスキルを持った人材を探しますよね。

それに近いと思ってください。

ジョブ型雇用を野球で例える

野球チームで例えましょう。

自分が監督で一から野球チームを作るとします。

強いチーム作るときに、経験者を集めた方が早いのは目に見えてますよね。

それが、さらにそれぞれのポジションに特化した人材を集めることが出来たら、それだけで即チームとして成り立ちますよね。

ピッチャーを募集しているところに、

僕ピッチャーはやったことないけど、ファーストセカンドは守ったことあります。

って人が来ても、ピッチャーとして鍛え上げるのに時間がかかり、効率的とは言えません。

それだったら最初から『ピッチャー専門』の人を探しますよね。

海外ではこのジョブ型雇用が主流となっています。

日本でも近年、メンバーシップ型雇用はもう限界だよね、と言う話にはなっていて、コロナを機に転換が進もうとしているという状態です。

メンバーシップ型雇用とは?

メンバーシップ型雇用のイメージ

それに対してメンバーシップ型雇用とは

人を仕事に合わせていく』雇用形態です。

まず、人を雇い、その人達を

あなたは営業、あなたは経理

あなたは人事

と割り振っていきます。

仕事の幅が総合的です。

色々な仕事をできるようになっていく『ジェネラリスト』を育成します。

人によっては自分が得意でないことで戦わないときいけない場合もあります。

そして基本的には終身雇用です。

野球チームで例えると、

野球を全くしたことない(経験者の場合もある)9人を集めて、

とりあえずポジションに割り振ってみる。

そこで、そのポジションに見合った練習をする。

中には、

僕ピッチャーやりたいのにセカンド嫌だなぁ…。

とか

キャッチャー一番苦手やわ…。

ということも出てくるわけです。

それぞれが得意なことをできるわけではないのです。

さらに、途中でポジションチェンジが行われる場合もあるのです。

やっとセカンド出来る様になってきたのに、

外野にチェンジですか!?監督!?

全員がマルチプレイヤーになるという点が強みではありますが、これでは専門性は育ちません。

なぜジョブ型雇用が広がっている?

日本経済団体連合会(経団連)の中西宏明会長は、「1つの会社でキャリアを積んでいく日本型の雇用を見直すべき」と提言しています。

今回のコロナを機に、ジョブ型雇用を取り入れる必要性がさらに目立つようになりました。

ジョブ型雇用を取り入れる理由。

テレワークしにくい。

ジョブ型雇用はテレワークに有利

今回のコロナで多くの企業が、テレワークを導入しました。

ですが、社員それぞれが幅広く業務をこなす

メンバーシップ型雇用では

なにをやっていいかわからない

という問題が出てきました。

今回ましてや4.5月という部署の異動と重なったこともあり、前部署からの引き継ぎ、また、新部署での仕事に不慣れというのもあり、手探りの状態で進めることとなりました。

ジョブ型雇用では、社員一人一人がなにかの業務を専業的にやっているので、テレワークになってもやることは明確です。

国際競争力を上げるため。

メンバーシップ型雇用では、色々な業務をこなしていくため、業務に対しての専門性というものが向上しにくいです。

社員の専門性が育たない=企業の専門性も育ちにくい

ということになり、企業の成長スピードが遅くなります。

これではジョブ型雇用が主流となっている海外の企業には到底敵いません。

先ほどの野球の話を比べてみてくださいね。

参考までに、

スイスのビジネススクールIMDが発表した「世界競争力ランキング2019」では、日本は前年から順位を5つ下げ、30位となっています。

同ランキングで1989年から4年連続で世界1位を記録した日本ですが、この20~30年で国際競争力は大きく下がったと言えますね。

専門職の不足。

ブロックチェーン

5G、AI、ブロックチェーン技術…

第四次産業革命ともいえる現代において、

それを担う専門職(ITエンジニア、マーケティングなど)が不足しています。

これまでは一部の企業でだけ求められていた職種ですが、

これからは色々な会社でそういった最新技術を導入するようになるでしょう。

それに伴い、専門技術をもった人材が各会社に必要になってくるわけです。

キヨ

ITエンジニアに関して言えば

2030年になると40~80万人ものIT人材が不足すると見込まれています。

それだけ雇用のチャンスがあるということです。

ジョブ型雇用のメリット。

ジョブ型雇用のメリット

ジョブ型雇用にはメンバーシップ型雇用にはないメリットがあります。

ジョブ型雇用のメリット

・評価されやすい。年収が上がりやすい

・専門性を磨ける。

・専門人材を採用できる。(会社側)

ジョブ型雇用のメリットは、ジョブスクリプションに基づき評価されるので、わかりやすいです。

また、自分の得意なことだけできるので、専門性、スキルを磨くことが出来ます

また、スキルを磨けば評価が上がり、年収も上がりやすくなります

メンバーシップ型雇用の特徴の『年功序列式』ではなく、『実力主義』ですね。

また会社側も、求めるスキルをもった人材を集めやすくなります。

ジョブ型雇用のデメリット。

ジョブ型雇用のデメリット

ジョブ型雇用にもデメリットがあります。

良くも悪くも実力主義ですから…。

ジョブ型雇用のデメリット

クビになりやすい。

常に成長しなければならない。

転職される可能性がある。(会社側)

ジョブ型雇用は良くも悪くも実力主義なので、

実力がなくなった、ついていけなくなった

という状況になったときにクビになりやすいです。

終身雇用と違い、シビアになってきます。

なので、常に自分の実力、専門性の研鑽が求められます。

また会社側のデメリットとしては、

その社員が専門性やスキルをどんどんと上げていったときに、より待遇のいい企業に引き抜かれてしまう恐れがあることです。

また、専門性を求めるが故に、代わりの人材を探すのも容易ではありません。

大企業ではジョブ型雇用へ移行の動き。

大企業ではジョブ型雇用を開始する動きがある。

日立製作所(HITACH)は在宅勤務でも生産性が落ちないよう、職務を明確にしたジョブ型雇用を来年4月から本格的に導入する。

富士通(FUJITSU)もジョブ型雇用をまず管理職に取り入れ、いずれ全体に広げる計画だという。

※8/1追記

KDDIもジョブ型雇用を導入決定へ。

詳しくはこちら

まとめ・ジョブ型雇用に対応していくために。

いま現在、ジョブ型雇用に移行していくのは大企業のみと言われています。

ですが、いずれは欧米のようにジョブ型雇用が主流になっていくでしょう。

なので、これを機に自身の専門性を磨いていくことをオススメします。

副業として何か始め、自らのスキルを磨いて奥に越したことはありませんね。

備あれば憂いなし

です。

オススメのジョブ

オススメのジョブ、スキルは

・プログラミング

・マーケティング

・ライティング

などです。

やはりITのスキルが今後求められていきます。

プログラマー

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